大粒で濃厚!念願のカキ食べ放題に三重県浦村まで行ってきたのでレポートします
以前から、死ぬまでにやってみたいことTOP10に挙げていた「カキ小屋で腹いっぱいカキを食べる」をようやく実現できました。
プリップリの大粒カキが次から次へとテーブルに運ばれ、殻を外して口に運ぶ瞬間はまさに至福の時間。
味付けは無しでも、海の塩味だけで、たまらなく旨いです。
もう食べれません!と言うくらいカキを満喫した、この体験をレポートします。
この記事を読むとこんなことが分かります
・カキ小屋のシステム
・実食レポート
・カキの食べ頃の時期
・通販ではカンカン焼きがおすすめと言う事
1.カキ小屋でカキを食べるまでの流れ
今回は、三重県のカキが有名な町、浦村にてカキ食べ放題を体験しました。
まず、電話予約しますが、冬場は数あるカキ小屋はどこも予約で一杯なのです。
私は、何も知らず1週間前にのんきに電話予約しましたが、なかなか予約が出来ない事態に。
ネットで探しまくり、ようやくお店を予約できました。
余裕をもって1カ月~2週間前には予約するのが無難ですね。
どこのカキ小屋も、大抵、午前の部と午後の部に分かれており、制限時間は90分程度です。
今回は、幸いにも午前11時のお昼の時間帯が確保できました。
この瞬間から、一週間後が楽しみで楽しみで、ウキウキ気分で当日を待っていました。
さて、食べ放題当日、待ちきれず30分早くお店に到着。
記念すべき人生初のカキ食べ放題のお店は「カキ丸」さんです。30分早く到着しましたが、早速席に案内され、気分が高まります。
焼きカキ食べ放題に加え、カキフライ、カキごはん、カキの味噌汁、蒸しカキもついて2,700円です。コスパ抜群です。
しかも飲み物、調味料持ち込み自由です。持ち込んだ飲み物の空き缶やペットボトルは持ち帰りとなります。
カキ丸さんは、屋内で食べ放題を楽しむことが出来るので、強風でコップが飛ばれたり、雨に濡れることもありません。
早速、席につくと、ステンレスのトレイ一杯の焼きカキ用の生カキが2段積みあがってテーブルに置かれています。
さぁ、クーラーボックスから調味料やドリンクを出そうとしていると、カキフライ、味噌汁、蒸しカキがドシドシ運ばれてきて、お店のおじさんが「温かいうちに早く食べた方がおいしいよ」とアドバイスしてくれたので、バタバタしながら、まずはカキフライをパクリ。
うー、旨い!
プリップリの大粒で、衣は薄く口いっぱいにカキの風味が広がります。
カキフライを食べ終わると、今度は蒸しカキを食べにかかります。
蒸しカキは、蒸されて運ばれてくるので、すぐに食べることが出来ます。
想像以上に、忙しいです。でもカキを食べるのに忙しいなんて幸せです。
蒸しならではの、はち切れんばかりにプックリ膨らんだカキをパクリ。
濃厚なカキのスープが口の中に広がり、とっても美味しい。
海の塩味だけで十分。味付けは何も必要ありません。
さて、メインの焼きカキに移ります。
カキ丸さんは、炭ではなくガスで焼くので、服に臭いもつかず、帰りの車の中が、炭火の臭いで充満なんて事もありません。
消臭剤を持って行きましたが、必要ありませんでした。
焼きカキは、火が通ったかどうかの見極めが、結構難しいです。
これまでのカキが焼けたかどうかの判断のイメージは、カキの殻のフタが開いたら食べごろだと思っていました。
しかし、お店のおじさんいわく、殻のフタが開いていなくても、食べ頃のカキもあるし、フタが開いていてもまだ生焼けのカキもあるということ。
素人の私では、カキの身に火が通っているかどうかの判断がつきません。
でも、大丈夫です。
お店のおじさんが、「これ、もういいよ!」と世話を焼いてくれるので助かります。
殻を開けて、まだ生っぽい場合は、殻を半分開けたまま網に置き直し、しばらく焼けばいいので、全く問題ありません。
お店で準備されている軍手、トング、ナイフを使って、殻から身を剥がし、まずは何もつけずにパクリ。
これ!これこれ。
もう、最高に旨いです。やっぱり焼きが旨い!プリップリで濃厚な風味が口いっぱいに広がります。
しばらく、無心にカキの殻を開け続け、調味料を使わずに20個ほど完食。
そろそろ、塩味に飽きがきたと感じたら、次はお店に備えてあるポン酢をつけてパクリ。
美味しい!
全く違う味わいになり、新たな食べものになったような感覚です。
カキは、柑橘系の調味料がとっても合いますね。
調味料に関して、最初から、あれこれつけて食べるより、まずは何もつけずに飽きるまで味わった方が良いです。
その後、調味料を使用すると新鮮味が加わり、プチ感動を味わう事が出来ます。
一人で40個ほど食べた頃、お店のおじさんが間髪入れず、もう一枚カキを運んできたので、「もうお腹いっぱいです!」とストップ。
もうワンコ蕎麦状態です。
ストップと言わないと、どんどんカキ皿が積まれてしまいます。
いやー、本当に幸せな時間でした。
ちなみに、カキの味噌汁とカキご飯は、本来はとても美味しいのでしょうが、蒸しカキ、焼きカキの存在感と濃厚な味の前では、正直、影に隠れてしまっています。
最終的に、念願であったカキでお腹いっぱいになった訳ですが、例えば焼肉を腹いっぱい食べたあとは、「もう肉は見たくもない」と感じますよね。
でもカキは何故か違うんです。
「またカキを食べに来たい」と食べ終わった瞬間から思ってしまうのです。
これは嫁も言っていたので、私だけでなく万人がそう感じるのでしょう。
食べ放題から一日経った時点で、もう一回行きたいと感じてしまうほど、魅力のあるカキ食べ放題でした。
2.カキには時期がある
カキと言えば、時期は冬ですが、月によって身の大きさも味も違うのです。
身入りのピークは、3月です。
身の大きさだけでなく、味も3月が最も濃厚になり、出来れば3月に食べるのがベストです。
次は、1月~2月がよいです。
身の入りは、3月の85%~95%でカキの風味が強くなり始めるころです。
11月~12月は、カキシーズンの始まりで、まだ身は小ぶりでピーク時の75~85%です。
初物のフレッシュな味を満喫する方にお薦めです。
3.家でもこのカキを味わう方法
カキの食べ放題とまでは行きませんが、通販でも気軽にカキを購入することが出来ます。
お薦めは、カンカン焼きです。
その名の通り、四角のカンカン一杯に入ったカキの上から水を入れ、フタをしてそのまま火にかけて、殻が開いたら調理完了です。
炭や網を用意しなくて良いので、非常にお手軽で、とても簡単です。片付けも楽ちんです。
焼きカキの場合は、コンロに網を敷いて、焼くわけですが、殻の内部の水分が急激に熱せられて爆発を起こすんですね。
これは、今回行った食べ放題も頻繁に起こっていて、結構ドキドキしながら焼いていました。
爆発すると海水や殻の破片が飛び散るので、少なくとも家の中で焼きカキは出来ないでしょう。
カンカン焼きあれば爆発もしないので、家ではやっぱりカンカン焼きがお薦めですね。
今回食べ放題で、味わった濃厚な浦村産のカキのカンカン焼きも多数通販で存在するので、今度試してみようと思います。
焼きカキにする場合は、屋外でのバーベキューはありです。
カンカン焼きのカキはバーベキュー用の食材としても利用可能なので、我が家での年末恒例の家族バーベキューで試してみたいと思います。
4.まとめ
念願だったカキ食べ放題に、ようやく行けた訳ですが、想像以上に満足な一日になりました。
都会のお店で、このクラスのカキを食べようと思うと相当お値段も高くなるはずです。
それが、3,000円以下でプリップリのカキを腹いっぱい食べることが出来るなんて、コスパ良すぎです。
ドライブついでに三重県の浦村町に出向いてみてはいかがでしょうか。
遠くて行くことが出来ない人は、浦村産のカンカン焼きを注文してみるといいですよ。