アイリスオーヤマの初心者向け電動ドライバーを使ってみた感想
この度、DIY初心者の私が、物置に設置するラックの製作に挑戦しました。
その作業の中で大活躍したのが充電式電動ドライバー。
このラックを作るのに要した時間は、3時間。ただし、この電動ドライバーが無かったら、作業に一日要するところでした。
今回購入したアイリスオーヤマ充電式ドライバドリル JCD28が、機能豊富でコスパも非常に良かったのでここに紹介したいと思います。
この記事を読むとこんなことが分かります
・アイリスオーヤマ充電式ドライバドリルJCD28 の良い点
・アイリスオーヤマ充電式ドライバドリル の残念な点
・アイリスオーヤマ充電式ドライバの紹介
目次
1.初めて電動ドライバを使ってみた効果
私は、今回初めて電動ドライバを使ってみた訳ですが、まともなDIYをやったこともない私が約3時間程度でラックが出来てしまいました。
これを手回しドライバーで作ったら1日はかかっていたと思います。
狭い空間にはしご状のラックを2つ作りました。ネジの総数は48個です。
この48個のネジを締める時間を手回しドライバーと電動ドライバーを比較した場合、1個あたり5分かかるとして、48個x5分=4時間。
電動ドライバーだと、ネジを締める時間は、ほぼ時間は0に近いので、時間にすると4時間程度の短縮になり、約半日の差になります。
ネジを締める部分は、こんな感じです。これを手回しドライバーで作業すると大変な作業になります。
時間もさることながら、電動ドライバーを使った作業の一番の効果は、気力の持ちが全然違うということ。
手回しドライバだと、数本回しただけで、やる気がどんどん失せて気持ちがマイナス方向に行ってしまいます。
電動ドライバーの場合、何というか、締める感覚が気持ち良くて、どんどん締めたくなるプラスの効果があるんですね。
このプラス効果により、休憩を挟むことなく作業を続けることができるので、トータルの時間で考えると半日以上の差が出てきます。
2.アイリスオーヤマ充電式ドライバJCD28の良かった点
a.機能が豊富
このアイリスオーヤマ充電式ドライバドリル JCD28ですが、LEDライト、正逆転切替、バッテリー、ビット10種付きで基本的な機能は全てついています。
これ一台あれば、簡単なDIYや組み立て家具製作では問題になることはないでしょう。
LEDは、本体下部についており、暗い場所でもネジを照らしてくれます。
ちょうど、対象のネジに光が当たる様に設計されているので、暗いところでも本当に見やすいです。
バッテリーは付属の充電器で充電します。充電完了で赤LEDが消灯するので分かりやすいです。充電時間は60分です。
ビットは、プラス4種、マイナス3種、6角3種の計10種付属されています。
ネジを締め付ける強さであるトルクは、28N・mと簡単なDIYや組み立て家具を作るには十分な強さです。
また回転数の2段階切替、トルクの13段階調整ついていて、締めすぎることもありません。
回転数切替は、スイッチで1(低速)と2(高速)を切り替えます。
トルクは、13段階で選びます。13段階の内訳は、12段階の調節と1つのトルク無効モードとなります。
トルク無効のモードは、ここに合わせます。ドリルを使う場合は、これに合わせます。
回転数調節の低速回転は、0~350min―1、高速回転は0~1300min―1となっています。
低速回転は、回転数が遅い代わりにトルクが強くなります。硬いものに穴あけする時は、低速を選ぶとよいですね。
各モードで、0~というのは、トリガを引く量により回転数を調整できることから、このような表記になっています。
トリガで回転数調節できる機能は、直感的に分かりやすく、すぐに慣れ使い勝手が非常によいです。
この機能により、いきなり高速回転してビックリなんてこともありません。
b.軽い
重量は、バッテリー込みで、1.05kgと他の機種に比べて軽く、高所のネジ締めも楽です。
口コミに多い、「モーター回転部から火花がちる」とか「ビットチャックが回らない」ということもありませんでした。個体差があるのかもしれないですね。
ビットの交換も楽ですね。先端の丸い部分を回すことにより、工具を使用することなしに、手回しでチャックを緩める/締めることが出来ます。
c.価格が安い
これだけの機能が揃って、メーカーも有名なアイリスオーヤマなのに、5,000円以下。
コスパは非常によいと思います。
ただ、価格が安いだけあって、全体的にプラスチック感が強く、チープ感が拭い去れません。しかし、使用する上では影響ないので問題になることはないでしょう。
少なくともプロ仕様ではないので、DIY初級者・中級者向けと考えた方がよいです。
3.アイリスオーヤマ充電式ドライバJCD28の残念だった点
a.正逆転切替スイッチの正と反がどららかわかりにくい
まず、正逆転切替スイッチですが、どちらが正でどちらが逆なのか分かりにくいです。
使っているうちに、慣れてくるとは思うのですが、これはJCD28に限らず、他の電動ドライバーでも同じようです。
何故マーキングが無いのか不思議です。業界では一般的なのかもしれません。
b.ドリルのビットが付属されていない
ビットは、10個付属されていますが、ドリルが付属されていないんです。
ただ、ドリルビットをホームセンターで購入すればドリルとして使用可能なので別途購入しましょう。
生木や乾燥したヒノキ材などよりパワーが必要な部分への使用は、このJCD28ではパワー不足のようです。
この場合は、打撃を与えながらねじ込むインパクトドライバーJID80を使用しましょう。
4.まとめ
今回購入したアイリスオーヤマ充電式ドライバJCD28は5,000円程度の初心者向けのものでしたが、作業の効率を考えると、何故もっと早く買わなかったのだろうと後悔しました。
これまで、2人の子供が一人暮らしするための組み立て家具をどれだけ作ったことか。
そのたびに手回しのドライバーで何十個というネジをクルクル、クルクル・・・。
長時間、失せていく気力と戦いながら回し続けましたが、この電動ドライバがあれば一瞬で終わっていたんですね。
この電動ドライバーの購入を契機に、本格的にDIYをやってみようという気持ちになりました。
新たな趣味のきっかけにもなる、この電動ドライバ。
女性の方でも簡単に使えるので、一家に一台置いておいても絶対に損は無い商品だと思います。
こちらは、今回紹介したアイリスオーヤマ充電式ドライバドリルJCD28です。価格は、5,000円前後です。
こちらは、打撃を加えながらネジを打ち込むアイリスオーヤマ充電式ドライバドリルJCD28です。
トルクは、80N・mと、パワフルです。
価格も6,000円前後とコスパがいいですね。