2,000円台のWiFi中継器の実力が予想以上だったのでレビューします

2020-07-24

我が家は2階がメインの住まいとなっていて、WiFiルーターも2階にあります。
しかし私の部屋は1階で、しかもルーターの対角線上の最も遠い場所なのです。
当然Wifiの電波も届きません。

何とか格安で対策を取りたいと考え、2,800円でWifi中継器の人気商品TP-Link RE200を購入しました。
実際に使ってみたところ、予想以上のパフォーマンスを発揮してくれたので、ここにレビューします。


この記事を読むとこんなことが分かります
・WIFI中継器はどんな時に使うのか

・TP-Link社 RE200の使用感レビュー
・RE200の不向きな設置
・RE200の良い点・残念な点
・RE200とR200/Rの違い

・他社製品との比較





1.WiFi中継器はこんな場合に使う

現在、ほとんどの家庭にはWiFiルーターがあると思います。

例えば1Fにルーターがある場合、2Fでスマホを使っているとWiFiの電波が弱く、スマホがキャリアの4G回線に切り替わってしまい、通信容量を使い果たしてしまったなんてよくある話です。
そんな時、このWiFi中継器を使用することで、今まで届かなかった場所に電波を飛ばすことが出来ます。

今回の目標は、2Fのルーターから1Fの対角線上の一番遠い目的地に電波を飛ばすことです。
現状ルーターの電波は目的地にほぼ届かず、いつも4G回線に切り替わっていました。
すぐに切り替わればよいのですが、スマホがWiFiの微弱な電波を何とかつかもうとし、表示速度が異様に遅い現象が頻発しており、なんとかしなければと言う思いでした。
特に、WiFi中継器にこだわりはなかったため、Amazonで一番人気だったTP-Link RE200を2,800円で購入し、早速配置しました。

ルーターと中継器の配置関係は以下の通りです。

3Dで表現すると以下ような感じです。見やすくするため、目的地手前の壁は非表示にしてありますが、実際は壁が2枚あります。
ルーターからの電波は目的地に、ほぼ絶望的に届きません
中継器が無い場合、目的地ではルーターからの電波が1本立つか立たないかといったところです。ルーターから目的地までの距離は約20mです。


ルータと目的地の間にRE200を設置します

そこで、WiFiルーターが置いてある真下の1Fから3m位離れた壁のコンセントに設置しました。
中継器の電波状況が良好であれば、LEDが緑に点灯、電波状況が悪ければ赤に点灯します。

結果は、赤と緑を行ったり来たりで、ギリギリアウトと言った感じです。
階をまたいでいるもののルーターから中継器まで、直線距離で、約10m。意外にルーターからの電波が届きません

このようにルーターからの電波が弱い場合は、赤点灯します。

階をまたいだり壁を挟むと、断熱材のアルミ等が電波を遮断するため、何もない空間に比べて一気に到達距離が縮まります

RE200の設置箇所にスマホを、あてて電波を確認してみると、70パーセント位の電波強度です。
RE200が赤点灯していものの、
これは行けそうだと確信したため、赤点灯は見なかったこととし、RE200の場所をここに確定しました。

早速、RE200にスマホを接続して、目的の部屋へ移動しました。
スマホのWiFi接続先をルーターから、RE200に切り替えて、通信開始。
電波の受信結果は良好で、5本中5本立っています。やはりRE200は赤と緑を行ったり来たりで感度良好とは行きません。
現在の電波状況は以下のような感じです。

さて、インターネットはどうでしょうか。全然問題なく、サクサクページが切り替わります
RE200のLED は依然赤ですが、前述したようにRE200はルーターからの電波を70パーセントくらい受けているので、通信するうえでは、全く問題ないのです。

その後、3日程度経過しましたが、全く問題なく使えています
更に、隣の実家にまで電波が届くようになり、最近ガラケーからスマホに乗り換えた両親もインターネット回線を新たに引き込む必要がなくなり、一石二鳥です。
RE200は、たった2,500円でこれだけのパフォーマンスを発揮してくれたので、まさにコスパ最高の買い物をしたと非常に満足です。

また、RE200は有線接続も出来るように本体底面にLANポートが1つありますので、WiFi接続ができないゲーム機やPCとRE200を有線接続すればWiFi接続が可能になります。
有線の通信速度は100Mbpsです。

2.RE200の不向きな設置

RE200を使用して感じた事は、中継器と言えども電波の受信感度は、スマホと変わらないと言うことです。

ルーターがある2階から、ほぼ真下の1階にRE200を設置したわけですが、階をまたぐと、これがギリギリの距離だと思います。
したがって、一般的な広さの家では、ルーターがある2階の端からRE200がある1階の対角線上の一番遠い場所へは電波は届かないと思います。

また、1階から3階に飛ばすのも難しいでしょう。
遠くに電波を飛ばす必要のあるかたは、外部アンテナのある受信感度がよい製品を購入してください。

RE200含め多くの中継器は、コンセント差し込み型となっているため、設置箇所がコンセントのある位置に限定されます。
延長コードで電源を取る方法もありますが、スマートではないので最終手段としたいところです。

また設置に関して注意が必要な事項として、多くのコンセントは、壁の下に付いているので、掃除機との衝突により破損する事です。
できれば、エアコンの空きコンセントなどに付けたいところです。

こんな感じでエアコン用のコンセントに挿すのがベストですね。

3.RE200の良い点・残念な点

以下にRE200を使用してみて、良い点、残念な点をまとめます。

RE200の良い点 RE200の残念な点
とにかく安い
・コンパクト
・部屋のインテリアに溶け込むデザイン
スマホ程度の受信感度しかない
・コンセントのある位置しか設置できない
・受信感度的に階をまたぐ場合は、ルーターの真下の周辺しか設置できない

4.製品比較

Amazonの売れ筋ランキングで上位となっている製品の比較をおこないました。参考にしてください。
機能の技術的な内容については下の注書きで説明していますが、最低限「デュアルバンド同時接続」と「11ac対応」の製品を選択したほうがよいです。
家の広さにもよりますが、コスパが最もよいのは、やはりAmazonの売れ筋ランキング1位(※4)のTP-Link RE200ですね。

機能 TP-Link
RE200
(RE200/R)
BUFFALO
WEX-1166DHP
I-O DATA
WN-G300EXP
BUFFALO
WEX-733DHP
デザイン
(画像にAmazonの商品リンクあり)
デュアルバンド同時接続※1 ×
WPS
利用環境 標準的な広さの家 3階建て
広い家向き
標準的な広さの家 標準的な広さの家
コンセント直挿し
(据え置きも可)
11ac 対応※2 ×
有線LANポート
100M

1000M
× ×
ビームフォーミング※3 × × ×
メーカー保証 3年 1年 1年 1年
Amazon’s Choice※4
(ベストセラー1位)
Amazonカスタマー
レビュー点数(5点満点)※4
3.9 3.7 3.9 3.9
価格帯※4 2,800円前後 5,600円前後 2,800円前後 3,700円前後

※1 デュアルバンド同時接続:2.4GHz帯と5GHz帯を同時に接続することで中継器での速度低下がない通信を実現。この機能がないと中継器で速度が半減します
※2 11ac 対応:11n(600Mbps)の11倍(6.9Gbps)の転送速度で通信する高速WiFi規格。

※3 ビームフォーミング:接続するスマホやタブレット端末を自動で検出し、端末にめがけて電波を送信することで速度をアップさせる技術。ただし端末がビームフォーミングに対応している必要がある
※4 2019/06/26時点の情報

WiFi中継器 Amazon売れ筋ランキング

.RE200とRE200/Rの違い

今回、RE200をレビューしましたが、最近新しくRE200/Rというモデルが登場しました。

しかし、仕様をみても両者の差分が分からなかったため、メーカーに違いを確認しました。
ズバリ違いは、LANケーブルがついているかどうかのみでした。
RE200/Rにはケーブルが付属しています。機能・性能に差分は、全くありません

私が何も考えずに購入したRE200はLANケーブルが附属していたのでRE200/Rだったようです。

商品名はRE200となっていますが、LANケーブル付属であるため、これがRE200/Rとなります。
価格はRE200とほとんど変わらないのでこちらのRE200/Rを購入した方がよいかもしれませんね。

6.LANの配線工事もひとつの手

今回、WiFiの中継器を紹介しましたが、どうしても家が広かったり3階建ての家では、正直中継器では無理があります。
そんな時は、思い切ってLANの工事をしてしまうのが一番確実です。

気になる工事費用は、壁の中を走る配管や配線したい本数により、8千円~10万円と幅広く、一度見積りを取ることをお薦めします。
以下の業者であれば、全国対応しており、見積も無料なので、一度相談してみる価値はあります。
テレワークが、常識となった今、これを機にLAN工事をするのも良いかもしれませんね。

【電気の工事屋さん】Wi-Fiの電波が弱いので、LAN配線したい

7.まとめ

我が家では、RE200のおかげで快適な、無線環境を構築できました。
ただし、3階建ての家や広い家の方は、RE200では性能不足だと思うので、上記LAN工事を行うか、以下に紹介するPLCをお薦めします。

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