TV周りがスッキリ!人気の録画用ポータブルHDDを比較

2019-08-09

外付ストレージ何を使われていますか?最近はポータブルSSDの価格が安くなってきました。ポータブルハードディスク(以下ポータブルHDD)と比べ、読み書きの速度も速いし、ディスクを使用しないので衝撃にも強い。ただ、価格面ではまだまだ、ポータブルHDDにかないませんポータブルHDDは、ポータブルSSDの約1/2以下の価格です。

HDDの弱点であった衝撃に強いモデルも登場し、ポータブルHDDは用途を選べばコスパのよい買い物になります。ここでは、そんなポータブルHDDの特性を生かした使い方製品比較を行いたいと思います。


この記事を読むとこんなことが分かります
・ポータブルHDDの特性を生かした使い方
・TV録画用にはどんなポータブルHDDがいい?
・製品比較





1.ポータブルHDDの特性を生かした用途とは?

ポータブルハードディスクの魅力はSSDに比べ、なんと言っても価格が安いこと。逆に言うとそれしかありません。比較表を作ってみましたが、HDD派にとっては残念な結果に見えます。しかし、選定する際「価格」の比重が大きいので、根強い人気があります。

ポータブルHDD ポータブルSSD
価格(1TByte) 1Tbyte  7,000円前後
2Tbyte  8,500円前後
1Tbyte  20,000円前後
2Tbyte  50,000円以上
容量 ~ 4Tbyte程度 ~ 2Tbyte程度
アクセス速度 × 読込/書込 約100MB/s 読込/書込 約400MB/s
耐衝撃 × メカ部分が衝撃に弱い メカ部分がなく衝撃に強い
重量 × 200g~300g前後 10g~50g前後

Byteあたりの価格が安いと言うことは、大容量のディスクを求めやすいということになります。しかもポータブルSSD2Tbyte以上の製品がまだ少なく、価格も一気に跳ね上がります。数年後には、1/2、1/3の価格になると思うととても買う気にはなれません。ポータブルSSDと比較するとポータブルHDDの特徴は以下のようになります。

・大容量 ◎
・アクセス速度遅い ×
・衝撃に弱い ×
・重量重い ×

この特性を生かした使い方は、ずばり以下です。
 ・TV録画用の拡張ストレージ!

どうですか。TVの下にある機器がポータブルHDDとなりますが、全体的にスッキリしていますよね!

「ポータブルなんだから、持ち歩きしないと意味ないのでは」と聞こえてきますが、そのコンパクトさは必要以上に場所をとらず据え置き使用でも十分恩恵を受けられます。考え方を変えて、ポータブルHDDは、据え置きで使用しましょう!

2.TV録画用のハードディスクの選び方

「TV録画向けには、据え置き型の大容量ハードディスクでしょ」と言われるかもしれません。しかし、TV周りって、ただでさえゲーム機、DVD、ルーターに光ケーブルなど機器がゴチャゴチャしているうえに、配線がスパゲティ状態ですよね。できればサイズがコンパクトで配線も最小限にしたくないですか?

ポータブルハードディスクは、そんな混雑しがちなTV周りに設置する拡張ストレージで最も適しています。ポータブルハードディスクなら、こんなに小さい!しかも、配線はUSBケーブル一本場所もとらず、TVの足に置けてしまいます

ここでは、そんなTV録画向けにハードディスクを選定する際、注意すべき点を確認していきます。

a.SeeQVault

通常、録画した番組は録画した機器以外では再生できないのです。これは著作権保護のため、コピープロテクトの制限がかかったためです。ただしSeeQVault対応のHDDを使用すれば、録画機器以外でも再生可能となります。例えば、昼間リビングのTVでHDDに録画した番組を、夜HDDを取り外し寝室のTVに接続すれば、映画が見られます。一見、当たり前のようですが、SeeQVaultが登場する前まではこれが出来なったのです。

また、TVを買い替えた場合も上記同様、SeeQVaultに対応していないと、買い替え前に録画番組を見ることが出来なくなってしまいます。これまでの私の経験からすると、SeeQVaultの必要性を感じたことはありませんが、色々な使い方をされる人がいますので、SeeQVaultが必要という方もいらっしゃるのでしょう。
HDDを取り外し、接続するTVを頻繁に替える人必要な機能と言えるでしょう。

b.TVが外付けHDDに対応しているか?

TVが外付けHDDに対応していないTVは、説明書に「対応していない」と書かれていないことが多いので判断が難しいです。説明書に対応する外付けHDDの記載や接続方法の記載が無かったら対応してないと思っていいでしょう。

USBハードディスクに対応しているTVは、このようにマニュアルに記載があります。

また、TV側にHDD容量の制限があることが多いので、必ず説明書をしっかり読みましょう。通常、外付けHDDはTVとUSBケーブルで接続しますが、TVにUSB端子があっても、キーボード用や他用途の可能性がありますので、こちらも説明書をしっかり読みましょう。

c.外付けHDDの容量

参考までに容量ごとの録画時間を記載します。個人的には、1TByteもあれば十分だと思います2時間の映画60本も録画出来れば十分でしょう!容量が足りないと思う人のほとんどが、過去の録画番組を断捨離出来ていないだけだと思います。

容量 500GByte 1TByte 2TByte
地デジ 約60時間 約120時間 約240時間
BS 約44時間 約87時間 約174時間

d.USBケーブルの長さ

USBケーブルの長さはとても重要な要素です。必ずTVのUSBコネクタの位置から、HDDを置く位置までの距離を測ってください。概ね、USB 3.1 Gen 1に対応したポータブルHDDに添付されたUSBケーブル40cm~50cmしかないのです。短くて届かない場合は、100均などで台を買ってきて高さをかせぎましょう。

50cmは、この距離感です。TV側のコネクタの位置が高いとケーブルが届かない可能性があるので、よく確認してください。

HDD側のコネクタ形状は「Micro USB3.0 Micro-B」や「USB 3.1 Type C」が多いです。TVは、従来からの「Type A」なので気にすることはないでしょう。

HDD側のコネクタ形状「Micro USB3.0 Micro-B」

最近のポータブルハードディスクはUSB 3.1 Gen 1に対応しているものがほとんどです。USB 3.1 Gen 1は、5Gbpsの伝送速度を保証するためケーブル長が短くなっています。まちがっても添付されたUSBケーブルを延長しようなんて考えないほうがよいです。伝送中にエラーが発生して、本来の伝送速度が保てなくなります。

「Transcend StoreJet 25M3」に添付されたUSBコネクタです。両サイドのコネクタ部分を除くと約40cmしかありません!

3.製品比較

製品比較では、混雑したTV周りの省スペース性を重視し、ポータブルハードディスクに特化して比較を行いました。

・AV機器の密集地帯にあるため、整理中の台からの落下を想定し「耐衝撃性」は外せないところです
SeeQVaultは、必要性を感じないので重要視しないこととします

コスパが良いのは、3年保証かつMILの耐衝撃試験相当をクリアしたTranscend StoreJet 25M3となりました。

メーカー Transcend BUFFALO WESTERNDIGITAL Seagate ELECOM
商品
StoreJet 25M3

HD-PCFSU3-A

WD ELEMENTS PORTABLE

Seagate Expansion Portable

ELP-QENU
容量 1TB / 2TB 1TB / 2TB / 4TB 1TB / 2TB / 3TB / 4TB 0.5TB / 1TB / 2TB / 3TB / 4TB 1TB / 2TB
回転数(※1) 5400 rpm 公表なし 5400 rpm 5400 rpm 公表なし
耐衝撃性 × × ×
インターフェース USB 3.1 Gen 1 USB 3.1 Gen 1 USB 3.1 Gen 1 USB 3.1 Gen 1 USB 3.1 Gen 1
サイズ 2.5 インチ 2.5 インチ 2.5 インチ 2.5 インチ 2.5 インチ
重量 約185 g 約150g 約132g 約170 g 公表なし
添付のUSBケーブル長 50 cm 50 cm 50 cm 46 cm 30 cm
保証年数 3 年 1 年 2 年 3 年 1 年
SeeQVault対応 × × × ×
Amazon
カスタマー評価(参考)
4.1 4.1 4.4 3.9 ー(レビュー少数)
特徴 MIL落下試験試験規格と同等の耐衝撃性能 故障予測サービスに対応 SeeQVault対応
参考価格 1TB: 6,300円前後
2TB: 8,400円前後
1TB: 6,800円前後
2TB: 8,800円前後
1TB: 6,500円前後
2TB: 8,000円前後
1TB: 6,600円前後
2TB: 8,000円前後
1TB: 12,000円前後
2TB: 18,000円前後
コスパ度

※1 : 回転数はTV録画用であれば5,400rpmで十分機能を果たせます

4.「Transcend StoreJet 25M3」レビュー

コスパの最もよいTranscend StoreJet 25M3を購入しましたので早速レビューします。

a.耐衝撃性

米軍の落下試験相当のテスト耐衝撃性を確認済みです。構造は、シリコンカバー衝撃吸収サスペンションダンパー強化ケースの三層になっています。いかにも頑丈そうで安心感がありますね!

b.TV録画

私はTV録画用として購入しましたが、2か月経った今、現在も問題なく使えていますまた、HDDの場合ディスクが回転するときの音が気になるものですが、この「StoreJet 25M3」は音も静かTVの音の邪魔をしませんサイズ的にも他のAV機器の邪魔になるようなこともなくシンプルに収まっています。配線はUSBケーブル1本のみなのでゴチャゴチャ感が全くなくとてもスマートです。

4.まとめ

これまでポータブルHDD=持ち運び用のイメージがありました。しかし、そのコンパクトさ、配線のシンプルさからTV録画用こそ、その特性を発揮できる使用用途だと思います。「製品比較」に示したように、コスパがよいものが多数あるので、新たに録画機器の購入を検討している方は、ポータブルHDDを検討してみてはいかがでしょうか。

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